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意外に知らないシューズのケア

スニーカー

見落されがちな靴の手入れ方法

春夏秋冬四季それぞれにお気に入りのシューズ、当然オフシーズンは出番が無く、いわゆる「保存状態」となりますが、意外と見落とされがちなのが、保存に際してのケアなのです。
「保存」と「保管」は違います。
中には十分な汚れを落とす事も無く、そのまま下駄箱内に並べておく、あるいは空き箱に入れて押入れの奥に眠らせると言った方も見られますが、これでは愛用の靴達が可哀想です。
実際に私達の体重を支え、日々数千回あるいは万単位で地面と衝突を繰り返し続けてくれた靴に対し、感謝と労いを込めた、適切なケアを施してあげなければならないと思いませんか?

特に女性の靴では中敷きを綺麗に保つ事が不可欠です。
「除湿」「除菌」「消臭」の3つのケアが揃っていなければ、驚く程に劣化してしまいます。
各々の効果が得られるスプレーなどを手元に準備の上、履いた後には適正な手入れの実践を継続してください。
また長時間履き続けた際には、硬く絞った布で内側を拭き取る事で、沁み込んだ汗を除去出来、その後風通しが良い環境下で保存すれば、靴自体の長持ちにもプラスの効果が得られます。

外装の手入れに際しては、材質毎に用いるべきケアアイテムが異なります。
ベストなのは購入時にお店のスタッフに正しいケア方法を確認の上、必要なアイテムをその時点で揃えておく事であり、中途半端な独断から我流でのケアは結果、靴を傷めつけるリスクが否定出来ません。
特に雨に塗れて泥が付着した場合など、速やかな手入れが不可欠である点は、基本中の基本ですので実践を徹底してください。

オフシーズンの保管状態

お気に入りの靴を少しでも長く愛用するのであれば、オフシーズンの保管状態が鍵となります。
保管に際して入れておく箱に小さな穴を開け、通気性を確保しておく事をお薦めします。
また薄い色の靴は悪天候時に履くのを控える事で、泥や汚れの付着のリスクを回避してあげてください。
一旦付着して落とし難くなった汚れは、そこから靴にダメ―ジを与え続けてしまうので要注意です。