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体型別コーデの考え方

視点を変えた体型の分類

私達の体型は、身体のシルエットから「X型」「Y型」「I型」「A型」の4種類に区別出来る事は、既に皆さんご存知の通りです。
そして皆さんが望まれている「着痩せ効果」を最優先するのであれば、自身の体型の短所を何とかしようとするばかりで無く、長所を強調する事で短所の存在をカバーする着こなしが有効である事も、ご理解から実践されている事でしょう。
ですが私達の体型は、この視点からのみで区別されるに留まりません。
年齢に因る体型の変化、身長差、頭の大きさ、手足の太さなど、更にさまざまな特徴が複雑に影響し合い、最終的に個人個人の体型の特徴となっているのです。

こうした現実を踏まえ、40代の女性がお洒落を最大限楽しみつつ、それぞれが望む効果を得ようとするに際し、以下にご紹介するポイントに着目される事をお薦めします。
やはり多くの方々が最も気にされているであろう、ウエストすなわちお腹周りのシェイプ、そして心秘かにコンプレックスを抱いておられる方も多い身長、そして着太りしてしまう全身の雰囲気、以上3点に関して掘り下げてみたいと思います。

ぽっちゃりお腹の方のパンツルック

年齢も影響してか、ぽっこりお腹が気になる方の中には「少しでも引き締めねばならない」との思いから、ジャストフィットのジーンズを履く傾向が見られますが、これはズバリ逆効果です。
お尻が小さく足が細い方であれば、結果横から見た時に「ぽっこりシェイプ」が強調され兼ねません。
またウエストにタックが入ったパンツも逆効果で、ノータックで比較的ゆとりのあるフォルムのパンツがお薦めです。
またトップスをインしてベルトなどで強調するよりも、丈が長目のトップスをウエストを覆う感じで身に纏う事で、ぽっこりラインを自然に隠す着こなしがベストです。

背の低い方へのアドバイス

高身長の女性が目立つ昨今、ファッション雑誌のモデルの方々など、170cm以上と男性と型を並べる以上の女性が紹介するファッションは、背が低い方々にとっては何とも複雑な存在でしょう。
ですが指をくわえて着用を諦める必要はありません。
160cm未満の方であれば、敢えて股下の丈が短目のパンツルックに、パンプスなどヒール高がしっかり有る足下を組み合わせる事で、足長感を強調して身長もカバーする着こなしがお薦めです。
通常の股下丈のパンツに平底のスニーカーは高身長の人達にお任せして、こちらの着こなしで美しい足のシルエット効果を狙いましょう。

着太りされる方が見落しがちなポイント

何を身に纏っても着太りしてしまうとお悩みの方々の中には、着太りに悩まれるあまり、誤った自己暗示に陥ってしまわれるケースが少なくありません。
着太りされる方の多くは、実際には太っていないどころか痩身の方も見られ、あくまで「衣服を纏うと実際より太く映ってしまう」のが「着太り」なのです。
ぜひ自信を持って、ピッチリとジャストフィットサイズのパンツを着用される事をお薦めします。
縦縞のストライプの縦長効果に関しては、既に皆さんご存知の通りですので、臆する事なくご自身の体型を活かすファッションを楽しんでください。

自身の体型を誤魔化すのか敢えて活かすのか

この他私達の体型は1人1人異なる特徴を有しています。
更に先に述べた通り、顔立ちも大きな影響力を有しており、それは「人は第一印象が9割」と語られている通り、実際の体型を横に置き、第一印象で実寸より大きい小さい、あるいは太い細いの先入観を届けてしまうのです。
丸っこい柔和な顔立ちであれば、自ずとぽっちゃり感が全面に伝わりますし、シャープな目鼻立ちの方イコール痩身の先入観が否定出来ません。
大切なのは自身がスッピン状態で果たして、どのような印象を見知らぬ初対面の方に届けるタイプなのかを冷静に把握し、体型と総合的に判断して、自身が望む印象を伝えるファッションを楽しむ姿勢なのです。